ミンスター – プレス設計の雄

当社の機械に対する高い信頼性、堅牢さ、革新性の評判は、絶え間ない製品エンジニアリングとイノベーションへの取り組みの賜物です。180件以上の米国特許を取得しており、一世紀を超えるイノベーションと特に製品品質の向上のための製品特長へのコミットメントの現れとなっています。

当社がどのように歩んできたかをご覧ください。 

1927

1934年に特許を取得した、門型シングルクランクプレス設計を使用開始。

1930

セパレートタイプのマルチディスクエアフリクションクラッチとマルチディスクエアフリクションブレーキを同じシャフトで使用開始。

1936

トランスファータイプのメカプレス機を世界で初めて製造。

1937

フルボックスタイプのクラウンとプレス構造を当社が初めて商用化。

特許取得済みの空圧式フリクションクラッチおよびブレーキユニット(AFC)の使用を開始。

1938

大型「C」フレームとスライドのボックス構造を当社が初めて商用化。

バレルタイプのスライド調整機構をプレス機設計に組み込み開始。

1940

循環式オイル潤滑のプレス機を初めて商用化。

1946

フライホイールあるいはメインギアのクランクシャフトに取り付けてトルクを制御する、特許取得済みのコンビネーションエアフリクションクラッチおよびブレーキ(CFC)を初めて使用。

1947

特許取得済みのミンスターロータータイプロータリリミットスイッチを使用開始。

1948

交換可能なブロンズライニングの摺動面をプレス機全体に渡って搭載したプレス機を最初に商用化。

P2ピースメーカープレスを自動順送金型用途向けに初めて製造。

1949

クラッチ・イン・ギヤ・アプリケーションを初めて使用

1951

中間ギア付近の中間シャフトにクラッチを組み込んだMS2プレスを初めて使用。

1954

超大型ギャップフレームプレス機の電動傾斜機構を初めて商用化。

1955

G1シリーズプレス機を初めて製造。

1959

最初のE2プレスを製造。大型の順送金型で動作する業界初のプレス機で、ギア式でより早いプレス速度を提供します。

1960

電気システムとエアシステムを組み込んだ前・後キャビネットを備えた特別なクラウンを初めて商用化。

1962

ティアトップ缶蓋プレスを初めて製造。

製缶の絞り用プレスを初めて製造。

1965

最初のプレス会社は、クイックダイチェンジシステムであるダイ・ナミックプロセスを初めて商用化。

1969

熱交換フィンのスタンピング用のF2(フィンメーカー)プレスを初めて製造。

1970

モニターフロー潤滑システムの特許を取得。

世界初の全自動スタンピング生産システムであるスタンピングセンターを初めて発表。

1972

最大1,600SPMの速度で当時最速のプレス機の4倍以上を誇るハミングバードプレスを初めて商用化。

巻取機、レベラー、特許取得済みの「S」ループを含むマテハンシステムとともに、ラインを構成する超高速のカム送り装置を開発、特許を取得。

1973

P2プレスに取り付け最大運転速度を向上させるロータリーバランサーを開発、特許を取得。

1974

モータコア用プレスPM2の開発を開始。これに搭載される静圧ギブも特許を取得。

1977

往復式バランサーを搭載したピースメーカーII(PM2)を商用化。

プレス制御に使用するプログラマブルロジックコントローラーを商用化。

1978

ラックアンドピニオン式送り装置を商用化、特許を取得。

サーボ駆動式電子高速送り装置を商用化。

1980

電子サーボ送り装置を商用化。

1981

TR2 (Pulsar)プレスを製造。

1982

ミンスター/オリイのロボットハンドリングシステムをOBIプレスで初めて使用。

1984

フレックスディスク油圧クラッチと補助ベルト駆動フライホイールを搭載したピストン駆動カッパープレスを商用化。

1985

マテリアルハンドリングリールを商用化。

ダイカートを商用化。

1986

カラーの操作画面(CRT)の、完全自動化プレス制御を商用化。

1987

ピストン駆動、クイックリフトスライド、微調整可能なボルスターとディスクブレーキを搭載したECH-125エンドコンバージョンプレスを開発、特許を取得。

1988

ゴムタイヤリサイクル用の造粒システムを開発・製造。

ロボットフレックスアームを搭載したミンスター・トラネモ油圧プレスを商用化。

1990

動的バランスを取ったダブルアクションシェル・カッパープレスを開発、特許を取得。

1991

特許取得済みの可変ストローク機構を採用したP2Hプレスを商用化。

1993

特許取得済みの運転中調整式(AIM)スライドを備えたPM3プレスシリーズを開発。

1996

プレス、ツール、コイルライン機能を完全に統合した生産管理システムを導入。

1997

薄膜フィルム素材で作られた飲料缶製造用のCRHアンダードライブスライドプレスを開発。

グレースケールスクリーンのアレン・ブラッドリーPMC(生産管理システム)を商用化。

1999

振動強度、負荷モニター、金型プロセス技術を開発、特許を取得。

無段階調整式スライド機構を開発。

2000

オットー・ビラー社との協力で開発したツインテック加工/組立機を商用化。

生産モニターとシステムレポート用のPMConnectソフトウェアを開発。

2001

モータコアの高速生産用に設計された「新しい」ハミングバードシリーズのプレス機の導入。

無段階可変ストローク機能を搭載したプレス機を世界で初めて製造。

現場の制御機器へのリモートアクセスを開始。

2002

当時最大のモータコア用プレス機である、PM4-600プレス機を開発。

2005

ハイテン材の高速ブランキング用のE2B-1000 (ヘヴィブランカー)プレス機を開発。

偏心駆動で高能力/大型ベッドを備えたE4Hプレスラインを開発。クイックリフト機能を備えた世界初の4点式プレス機。

2006

HB-60(ハミングバード)を開発。

2007

E2H-1100を開発。

2008

機械式プレス機向けに「デュアルエネルギー駆動システム」を世界で初めて開発。

2組のフレックスディスクを使用し、高いスナップスルー用に設計されたゼロバックラッシュエアクラッチEFACクラッチブレーキを商用化。

2009

高速サーボ積層ノッチングプレスとそのシステムを開発。

2011

PMCベースのサーボプレス制御を商用化。

2012
Minster DAC-H165 Press

DAC-H165カッパープレス機が発売され、製罐業界の顧客の生産性が大幅に向上。

2018

フィールドホークがプレス制御機能の標準になる。

2019

三菱制御機器およびシーメンス制御機器を導入。

2020

ECH-140プレス機を発売、生産性が大幅に向上。製罐市場向けプレス機で初めて運転中調整(AIM)機能を搭載。

2021
control panel

サーボプレス制御をGPC(グローバル生産制御)と命名。

2024

APMACSベッコフIPCベースの制御システムを開発